Amimoto ではすべてのサイトに SSL デジタル証明書がインストールされており、有効化するだけでセキュアな通信が可能です。このページでは SSL デジタル証明書の設定手順についてご案内します。
目次
ドメイン名の設定と SSL デジタル証明書の発行
はじめに Amimoto ダッシュボードで ドメイン名の設定と SSLデジタル証明書のリクエストを行います。
1. Amimoto ダッシュボード にログインし、 [サーバー覧] から対象のサーバの [管理] をクリックします。
2. [WordPress 一覧] セクションで 対象の WordPress のサムネイルをクリックします。
3. 画面左側のメニューから[オプション] をクリックします。
4. [リクエスト済みSSL証明書]セクションで [SSL 証明書管理画面へ] をクリックします。

5. 入力スペースに、設定するドメイン名を入力します。
サブドメインを追加する場合は、 Subject Alternative Names へ入力します。
※以下のように設定した場合、 example.com の他に、 www.example.com でもアクセスが可能になります。
- ドメイン名 : example.com
- Subject AlternativeNames :www.example.com
・ワイルドカード (*.example.com ) は指定できません。
・[ドメイン名]へ入力する文字列 は、③サーバを作成するで入力したドメイン名と同じでなくてはなりません。
・[Subject Alternative Names (サブジェクトの別名) ] は、複数指定できません。
・[Subject Alternative Names (サブジェクトの別名) ] は、指定がない場合は空欄でも設定できます。
6. 入力後、[証明書をリクエスト] をクリックします。
入力したドメイン名に対応する DNS 認証用のレコードが発行されます。レコードを表示させるには、[Check] をクリックしてください。
表示された [Name]、[Type]、[Value] の情報は、この後の設定に必要になりますので、メモ帳アプリなどにコピーの上、[Close] で閉じてください。
発行されたレコード情報の例

- 認証のお手続きは、申請から72時間以内に DNS サーバへ認証用レコードの登録を完了する必要があります。完了しない場合は認証がタイムアウトし、再申請が必要となります。
- 認証情報は、 SSL 証明書の自動更新時に必要となりますので、設定完了後も保存してください。
DNS サーバの設定
続いてご利用の DNS サービスやドメイン管理会社のコントロールパネルへアクセスし、レコードの登録を行います。
- 弊社提供の DNS サーバをご利用の場合の設定方法につきましては、Amimoto マネージドホスティングの DNS サーバを使ったドメイン・レコードの管理方法 を合わせてご参照ください。
- 他社提供の DNS サーバをご利用の場合の詳しい設定方法につきましては、各 DNS サービスプロバイダ の情報をご確認ください。
以下では、Route53 を例にあげてご案内します。
設定方法
1. ご利用の DNS サービスプロバイダの管理画面へアクセスします。
2. レコードの登録メニューから、上でコピーした、[Name]、[Type]、[Value] をそれぞれ入力し、登録してください。
example.com に対して
Name: _1234sample5678
Value: _1234sample5678.acm-validations.aws
www.example.com に対して
Name: _1234sample5678.www
Value: _1234sample5678.www.acm-validations.aws
- wwwなし、wwwありの両方を登録した場合は、それぞれの登録が必要です。
- 設定後、DNS サービスプロバイダの管理画面上でエラーなく登録できているかご確認ください。
- DNSプロバイダーによっては、Valueの値の先頭にアンダースコア「_」を設定できない場合があります。その際はアンダースコア「_」を省略しても設定可能です。
- Nameの値のアンダースコア「_」は省略しないでください。
設定方法について詳しくは、ご利用の DNS サービスプロバイダにお問い合わせください。
ドメインに SSL を割り当てる
再度 Amimoto ダッシュボードへ戻って設定を行います。
1. 先ほどの [リクエスト済みSSL証明書] セクション内で、今回申請したドメインのステータスが [Detached] (DNS 認証が完了し、SSL が使用可能な状態)になっていることを確認し、[SSL証明書管理画面へ] をクリックします。
2. このページでも [リクエスト済みSSL証明書] セクション内に表示された今回申請したドメインのステータスが [Detached] になっていることを確認します。
3. [WordPress サイト] セクションで[設定] をクリックします。

ドメイン選択の画面が表示されるので、再度 [設定] をクリックします。

4. [リクエスト済みSSL証明書] セクションのステータスが [Attached] になれば、設定完了です。
SSL 証明書管理画面内の [リクエスト済みSSL証明書] セクションでの表示

オプションメニュー内の [リクエスト済みSSL証明書] セクションでの表示
ステータスがエラーになる場合
Pending_Validation になる場合
認証が完了しておらず、ドメイン/SSL の割当ができません。DNS の TTL を短くした上で時間をあけて、このページの再読み込みを行ってください。

ステータスが PENDING_VALIDATION のまま、いつまでも認証が完了しない場合は、SSL デジタル証明書の認証設定に誤りがある可能性があります。再度内容をご確認いただき、解決しない場合は設定された情報や表示されているエラーを添えて、チャットサポートへお問い合わせください。
Verification_Timed_Out になる場合
72時間以内にドメインの認証が完了できなかったため、ドメイン/SSL の割当ができません。申請されたドメイン名を削除の上、再申請を行ってください。

ドメインの削除ができない場合は、弊社にて対応いたしますので、チャットサポートへお問い合わせください。
SSL デジタル証明書の設定についてのご説明は、以上です。
→ 次のステップ(⑥ カスタムドメインを設定してサイトを公開する)
← 前のステップ(④ WordPress の使用開始とサーバへのアクセステスト)