5. サーバにドメイン名を設定する 登録したドメインの設定や SSL の承認手順を解説します。
1. ドメインと SSL を登録する
AMIMOTO ではどのサイトにも SSL デジタル証明書がインストールされており、有効化するだけでセキュアな通信が可能となっています。 SSL を有効化するには、サーバの管理ページから設定を行ってください。
HTTPS を有効化するサーバと WordPress を選択してください。
サーバ一覧の画面から、ドメインと SSL を設定するサーバの [管理] をクリックしてください。

続いて、設定する WordPress を選択します

2. SSL デジタル証明書をリクエストする
[オプション] メニューをクリックし、オプション一覧のページへアクセスしてください。

[SSL証明書管理画面へ] ボタンをクリックし、SSL の管理画面へアクセスしてください。

次に、ドメイン名 に設定するドメイン名を入力します。
さらに追加したいドメイン名があれば Subject Alternative Names へ入力し、[証明書をリクエスト] をクリックします
この画面では ドメイン名 に example.comを、Subject AlternativeNames には www.example.com を各々入力しています。
この設定を行なうことで、 example.com の他に、 www.example.com でもアクセスが可能になります。
注意:
- ワイルドカード (*.example.com ) は指定できません。
- 入力するドメイン名 はステップ3で入力したドメイン名と同じでなくてはなりません。
- [Subject Alternative Names (サブジェクトの別名) ] は、指定がない場合は空欄でも設定できます。

[証明書をリクエスト] をクリックすると、入力したドメイン名に対応する DNS 認証用のレコードが発行されます。
表示させるには、[Check] ボタンをクリックしてください。
設定に必要な情報なので、 DNS 認証用のレコードを確認、[Name]、[Type]、[Value] をメモ帳などにコピーの上、クローズボタンを押してください。

設定情報例

以上で SSL の発行手続きが完了です。
続いて認証用の DNS 設定を行います。
3. SSL デジタル証明書の認証を行う
ご利用の DNS サービスプロバイダの管理画面へアクセスしてください。
この例では、 AWS の Route53 での設定方法を取り上げます。
注意:
認証のお手続きは、申請から72時間以内に DNS サーバへ認証用レコードの登録を完了させてください。完了しない場合は認証がタイムアウトし、再申請が必要となります。
上でコピーした、Name、Type、Value を 各々入力・選択します。
入力後は [Create] をクリックして、レコードを作成してださい。
設定情報例

サンプルの場合、ここで入力する内容は以下のようになります:
example.com に対して
Name: _1234sample5678
Value: _1234sample5678.acm-validations.aws
www.example.com に対して
Name: _1234sample5678.www
Value: _1234sample5678.www.acm-validations.aws
設定後、DNSプロバイダーの画面でエラーなく正しく設定できているかをご確認ください。
例のようにwwwなし, wwwありの両方を登録した場合は両方の認証が必要です。
DNSプロバイダーによっては、Valueの値の先頭にアンダースコア「_」を設定できないケースがあります。その際はアンダースコア「_」を省略した設定も可能です。Nameの値にはアンダースコア「_」を省略しないようご注意ください。
設定方法の詳細についてはご利用のDNSプロバイダーにお問い合わせください。
4. ドメインに SSL を割り当てる
ここまで完了して AMIMOTO ダッシュボードへ戻ると、申請したドメインのステータスが Detached となります。
これで DNS 認証が完了し、SSL が使用可能な状態となりました。

上の手順で発行・認証したドメイン/SSL は、 [WordPress サイト]のセクションにアタッチ可能な SSL として表示されます。
まず、[設定] をクリックします。

続いて [設定] をクリックしてドメインを設定/アタッチします

正しくアタッチができると以下のようになります。
オプションページ内

SSL 証明書管理画面内

今回DNSに設定した認証情報はSSL証明書の自動更新時に必要となりますので、削除されないようお願いいたします。
ステータスがエラーになった場合
Pending_Validation となっている場合。
認証が完了しておらず、ドメイン/SSL の割当ができません。DNS の TTL を短した上で時間をあけて、このページを再読み込みを行ってください。

いつまでもPENDING_VALIDATIONのまま認証が完了しない場合。
「3. SSL デジタル証明書の認証を行う」の設定に誤りがある可能性があります。再度内容をご確認いただき、解決しない場合は設定された情報や表示されているエラーを添えてお気軽にチャットサポートまでお問い合わせください。
Verification_Timed_Out となっている場合。
72時間以内にドメインの認証が完了できなかったため、ドメイン/SSL の割当ができません。申請されたドメイン名を削除の上、再申請を行ってください。

ドメインの削除ができない場合は、弊社にて対応いたしますので、サポートまでご連絡ください。
アタッチが成功したら次は公開用に DNS の設定を行いましょう。